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2021年10月30日土曜日

筒小屋の森ウォーキング

 澄みわたる青空が広がる気持ちのよい季節になりました。

秋と言えば読書の秋・芸術の秋・スポーツの秋などと形容され、いろいろなことに挑戦するのにふさわしい季節ですね。

市之倉公民館では、市之倉の名所である八幡神社の陶天井、熊野神社の絵天井、筒小屋の森の展望台をめぐるウォーキングを実施しました。


まずは出発前に公民館駐車場で準備体操。




市之倉公民館を出発して、県道387号線を古虎渓方面に進むと10分ほどで八幡神社に到着。




八幡神社には平成の陶天井があります。この陶天井休憩所は平成19年に作られたもので陶板がはめ込まれています。

45㎝角の陶板は、地元の陶芸家の方々が絵付けしました。人間国宝の加藤卓男氏、鈴木藏氏、加藤孝造氏の陶板も含まれます。


参加者は、どの陶板が誰の作品か、推理しながら見学していました。


さらに、県道387号線を古虎渓方面に進み熊野神社に到着。




熊野神社にある絵天井は江戸末期~明治初期にかけて市之倉焼きが発展していく中で、京都方面から多くの画工が市之倉に集まりました。

熊野神社の絵天井はその画工たちにより山水、花鳥、人物などが描かれています。

現在では、雨や風にさらされて古くなっていますが、画工たちの心意気が伝わってきます。


八幡神社の平成の陶天井と比べるのも一興ですね。


熊野神社を後にし、次は筒小屋の森をめざしました。住宅地を通り展望台に到着。




筒小屋の森の展望台は「市之倉森づくり部会」の方で整備されつくられたものです。




天候にも恵まれ、白山から御嶽山、恵那山まで見えました。

帰りは、筒小屋の森から神明神社、やすらぎの森へ抜けて公民館まで戻ってきました。





心地よい風と日差の中で、自然の息づかいを感じながら、美しい秋の市之倉を満喫できた素敵な一日となりました。(た)


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